NEWS
J∞QUARITY FACTORY BRAND PROJECT展示会に出展

2022年 10月 15日

㈱TSIソーイングの米沢工場が有する縫製技術で制作したアイテムを、JAFIC(一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会)が主催するJ∞QUALITY FACTORY BRAND PROJECT展示会にて出展しました。

米沢工場は、J∞QUALITY認証ファクトリーとしてメイドインジャパンクオリティーのモノづくりを大切にしています。出展したアイテムは、メイドイン米沢に拘った嵐田絹織とのコラボ企画です。嵐田絹織は国内ハイエンド、欧州ラグジュアリーブランドとの取引が中心の高密度な絹織物で、世界最高峰といわれています。素材は限界まで詰め込まれた絹の縦糸がハリと美光沢に、ウールのしなやかさが加わり、美しい立体感を織りなしています。異なる二素材の色が混ざり深い色合いや高級感をうち出しながらフォーマルでなく、あえて面を大きくとったカジュアルアイテムにしました。裁ち端がほつれやすく、動きやすい難しい生地を、高級感が出る素晴らしい仕上がりにするため、最高の生地とデザイン、パターン・縫製が噛み合ったアイテムとなりました。


各画像左:スタジアムジャケット
肩を落として着るようにしているため各パーツ面が大きく、迫力がある。素材の膨らみ感があるフォルムはパターンメイクで対応、1枚仕立てをすっきり見せる様に縫い代は折り伏せを基本としリブとの繋ぎのみはパイピングでくるみ、細部にもこだわりを持ってエレガンス仕上げ。衿と袖口のリブも自社工場内で編み立てた綿レーヨンの1×1リブで、肌触り抜群。

各画像右:マキシ丈のシャツワンピース
身幅を大きく取って、アウターで着るとコートと見紛う迫力。生地の美しさを邪魔しないよう、前端はボタンが見えない仕様にしており、脇のポケットも実用性が高い。シルエット全体をカバーする直線的なフォルムを素材の膨らみ感に合せた縫製で表現、ゆったりしたカーブを描くアームホールも折り伏せ始末ですっきり仕上げ、シンプルでエレガンスな仕上げ。